やらないヒトには判らないような話だが、エロゲーという言葉の響きからそう呼ばれるゲームは上手くクリアした時点で閲覧できる画像が凄くエロいモノなのだろう?と想像していたのだが、人気のあるソフトをやっているのを見たら「これのどこがエロゲーなのだろう?」という内容であった。中にはSM奴隷調教のようなハードなモノもあるが、思いの他人気はない。
むしろかなりマニアックなSFシュミレーションであったり、実に感動的なラブストーリーであったり、エロである部分よりもシチュエーションがしっかりと作られているとか、ストーリに深みがあるゲームの方がヒットするようである。広義な意味でのエロゲーという言葉が1人歩きしているだけで内容は別段エロではなかったりする。
一方、アダルトビデオはというと、この1年ぐらい加速度を増して直接的なエロさをグレードアップさせているように見える。レンタルメーカーのモザイク規制の緩和などもあり、局部ギリギリの小範囲へのモザイク処理で新作はリリースされる。内容もナマ中出しやセックス・トライアスロンのような内容が主流になってきた。昔のAVのようにドラマ部分の合間にエッチシーンが入るというような構成は流行らなくなってきた。
ちょっと極端な例ではあるがエロゲーはセックスに至るまでのプロセス部分で成長し、AVは正反対にセックスそのものをよりエゲツなくすることで成長し続けている。これは面白い現象で、どちらもエロを目的としたメディアでありながら、ゲームはソフト路線に向かい。
AVはハード路線に向かって突き進んでいる。おのずとユーザーの志向が二股に分かれていったのだ。
風俗はハードな方向性で成長していた時期もあったが、意外とソフトなサービスも人気が根強いという結果も出ている。一時期の癒し系エステなどというネーミングは影を潜めたが、アロマなどを使った風俗店などはかなり安定した人気があったりする。
また、仮にどういうサービス内容の風俗店であっても女の子から話を聞くと「何もプレイしないで話だけして帰っちゃうお客さんもけっこういるの」という。それならばキャバクラなどに行けばいいのではないか?などと思われる意見もあるのだろうが、こう考えてみると、こういうヒトはエロゲ的な楽しみ方を風俗店に見出しているのではないか?と推測してしまうのである。
逆にフリーで風俗店に入って1回きり何回戦もやっちゃうようなヒトもいる訳で、こういうヒトはAVに近い指向性がある。ともかく、その時に溜まった欲求不満を一気に吐き出してしまう。スケベにはスケベだが、ある意味ではスッキリしたスケベさでもあったりするのである。
こうして考えると風俗店とはいうのは一見、AVに近いプロセス抜きの欲求不満解消を目的としているような気もするが、逆に欲求不満を蓄積するために使っているユーザーもかなりの数いるのではないか?という気がする。以前に流行ったオッパイ・パブなども確実に欲求不満を蓄積するための風俗店に近い。エロゲーほど遠回りではないが、どこかでプロセスのみを楽しんでいるように感じる。
男性の生理は射精することによって欲求不満がリセットされるようなところがある。むしろパカスカと射精をしていると、性に対する興味が失われてくるような傾向はある(個人差もある)。そういう意味ではエロゲーや会話のみの風俗プレイで欲求不満を蓄積しているヒトほど実はエロいヒトなのではないか?などとも考えてしまう。