S山愛というAVギャルがデビューした。なかなかの巨乳の持ち主なのだが、売りのキャッチフレーズは「平成生まれのAVギャル」である。いささかフライング気味な気もするが、実際早生まれであれば平成元年生まれの女のコが堂々と射精産業にデビューできる時代がやってきたということである。
オレなんかは平成元年というと、すでに成人しており、ちょうど大学の卒業時期であった。まだウィンドウズなんて便利なモノはなく、PC98やらDOS−Vマシンやらのパソコンを趣味にする理数系のヒトたちが難しそうな画面と睨めっこしていたものだ。オレはといえば、せいぜいファミコンぐらいしか使ってなかったけどね。
その翌年には、もうエロ本の編集部でバイトをしていた。AVは村○とおる率いるダイ○モンド映像の全盛期。黒○香こそ一線から引いていたが、巨乳の松○希実子が地上波のドラマなどにも出演し、豊○が淫乱軍団を率いてダイ○モンドの対抗馬になっていた。ちょうどレンタルビデオ店が急増した時代とも重なって、レンタル価格が安くなるという現象も起きた。こういった事情が重なってアダルトビデオは急成長したのである。
当時の風俗業界というと、イメクラや性感ヘルスなど新しい風俗が出現する以前であり、その2年ほど前に施行された新風営法によって健全営業になったファッションヘルスが主流だった。風俗の王様としてはソープランドが君臨し、低価格さではピンクサロンも人気はあった。ちょうど高級、中流、庶民派という感じで使い分けができている時代であった。
今では考えられないかもしれないが繁華街で金土日の夜に空車のタクシーを見つけるなんてことは不可能な時代だったのは本当である。BMWは六本木のカローラと呼ばれて好景気の中を豪遊する大人が街に溢れていた。そんな状況を学生なんかは横目で見ていただけなんだけどね。
もちろん、そんな好景気は長く続かない。そんな空気を察知するように風俗業界
は数年後には価格破壊を起こし、女子校生の援助交際が社会問題になってしまう。日本の射精産業で景気と反比例するように盛り上がったのがフードルブームである。まぁ今回のテーマから外れるので、この辺でいいとしよう。
「平成生まれの女のコ」が本格的に射精産業に参入してくるのは来年からになるだろうが、確実に今年中も可能だということだ。たかだか1,2歳の差でしかないのだが、これは一つのブランドになるかもしれない。昔は爺ちゃん婆ちゃんを「明治さま」などと呼ぶ風潮もあった。我々は昭和生まれの大人になってゆくのである。平成生まれというだけで「あの時の赤ちゃんが…」という印象を植え付けられるのだ。
基本的にヒトは物珍しいモノに惹きつけられる習性がある。これから数年間は物珍しい「平成生まれの風俗嬢」が少数なりとも増えてゆくのだ。どういうワケか最近の風俗店は比較的若い女のコを集めたお店と、比較的熟女寄りの女性を集めたお店に二極化している。そこがお客さんのニーズになるのだろうが、ここに名称だけでも新しい年代区分けが作られるのである。ひょっとすると、これはいささか停滞した風俗業界に新しい勢いを付けさせる力になるかもしれない。
世間的には不況を転がり落ちるように、もがき苦しみ、大人たちが一流企業をリストラされる様を子供の視点ながらに眺めてきた女のコたちの気質がどういったモノであるかは今の時点ではジャッジできないが、平成元年生まれの女のコしか在籍していない風俗店が出現するのも時間の問題だろう。