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07.08.02 UP ! 

マイナーというパワー!…の巻Vo.121



 風俗店の取材に行っても、なかなか景気のいい話を聞けないのは寂しい限りの現状なのだが、つい先日、取材した母乳プレイ専門店などは、なかなか痛快であった。実際に母乳を飛ばすシーンを撮影する予定だったが、オレがお店に到着する直前にかなりマニアックなお客さんが入ってしまったということなのだ。
  そのお客さんの母乳に対する執着は相当のもので、指名した女性の母乳はほとんど飲み干してしまうらしい。産後から2年ぐらいは母乳がどんどん作られてゆくので、その女性のお子さんにあげる分がなくなるという心配は無用のようだが、プレイの直後の撮影では母乳が元気よく飛んでくれないという台所事情が発生してしまったのだ!
  結局は女性にがんばってもらって勢いよく母乳を飛ばすシーンの撮影に成功したのだが、女性の「そのお客さんが来ると、その日に出勤している女のコの母乳を全て飲んでしまうんですよ」というウソか?マコトか?分からないようなコメントはけっこうおかしかった。
  その母乳マニアのお客さんはいささかマンガチックに凄いのだが、母乳プレイや妊婦プレイなどという風俗はかなり根強い人気を誇っている。確かに出産後の女性や妊娠中の女性が、そうそう無尽蔵にいるワケでもなく、よしんばいたとしても風俗店で働こうなどという女性はかなり希少価値ではある。そういう意味では売り手(風俗嬢)と買い手(お客さん)のバランスがいい感じで保たれているジャンルともいえるかもしれない。
  風俗店としての王道のパターンはなんといっても若くて可愛い女のコとエッチなプレイを楽しむというところに行き着くのだが、これをメジャーなノリとすれば母乳プレイなどは明らかにマイナーなノリである。しかしながらメジャーという概念は時代と共に移り変わってしまうものだが、マイナーという概念の方はなかなか根強いのである。
  いわゆる音楽ファンでも「●●というバンドはインディー時代はよかったけどメジャーデビューしたらばつまらなくなった」というような発言をする者は多いし、アニメファンでもマニアックなファンは独立UHF系でしか放送されないアニメばかりを視聴する。一概にマイナーなモノはメジャーよりも素晴らしいと言い切ってしまうのは危険な思想だが、商業主義に走らない独自の姿勢にはある種の魅力は存在するのだ。
  さらにファン(あるいはお客さん、視聴者など)は世間では、さほど知られていない対象に目をつけているという慧眼だけでも一種の優越感へと繋がってゆく。より深く、その文化へ関わってゆくうちにメジャーから離れている楽しさを覚えるのだ。昔だったら野球を見始めた頃は巨人ファンだった子供が野球観戦の楽しさを知ってゆくに連れて阪神ファンになり、さらに広島やヤクルトさらにはパリーグばかりを応援するようになってしまう感覚である。
  さらにマイナーな対象に入れ込むヒト同士は、それだけで連帯感を持つことがある。マニア同士だけに一歩踏み込んだ話ができるし、自分と似た感性を持つ者同士が認め合うような世界もできやすいのである。インターネットの世界などでも同様の匂いはあり、某巨大掲示板の書き込みやSNSのコミュニティなどもマイナーな対象の方が盛り上がっていたりするものである。ある種、オタク的ではあるが、けっこう日本人というのは、そういうマニアックさを生まれ持った人種ではないのだろうか?とも思うのだ。
  こういうカルチャーと性風俗と一緒にするのは乱暴なように思われるかもしれないが、性癖というのも、けっこう各自のこだわりに関わってくる。「いい女とエッチしたい」という概念だけが全男性の性欲であると決め付ける方がおかしいのだ。

 

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