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06.12.07 UP ! 

オトコ向け?オンナ向け?…の巻 Vo.105



 我々が子供の頃はマンガ、アニメはもちろん、オモチャや文房具なども男の子向けと女の子向けの商品にキッチリと棲み分けがされていた。今は、その辺りはボーダーレスになっているように思えるのだが、『N○NA』などというマンガが流行っているところを見ると、そうでもないなぁ〜などと思ってしまう。
  まぁ、このコーナーでオレが『N○NA』を、批評したところで何の役にも立たないからやめとくが、正直いうと男性がアレを読んで面白いと思えるか?というような、疑問が先にたってしまうところもある。
  一時期のギャルファッションが男性に嫌われると言われていた時期があったが、今はもう少しナチュラルな形態になって落ち着いたという感じだ。要するに今回のテーマは男性と女性によるエロさの感じ方のギャップを考えてみたいと思う。
  オレはこうしてコラムの執筆もしているのだが、一応カメラマンもやっている。もちろんヌキなびでの名鑑写真なども相当量撮影している。女のコによって千差万別のリアクションがあるのだが、大まかに判断して二通りの女のコがいるのである。
  最近多いのは渋々と撮影に応じるというスタンスだ。これは女性のパソコンユーザーが増えたせいもあるだろう。女のコの立場としてはコッソリと風俗嬢でバイトをしていたいのだが、誰でも閲覧できるウェヴサイトの撮影というのがイヤなのだろう。ほんの5、6年前までは雑誌なんかはいろんなヒトが見るけどネットなんて誰も見ないと考えられていたのだが、自分でも簡単にウェヴサーフィンをするようになると、その手軽さに恐怖するというところである。
  正直なところ撮影しやすいタイプではないが、これが普通の感性なのではないか?などとも思う。単純に世間体などを考えた場合、風俗嬢をやっていた時期というのは隠しておきたい過去になっていくことを見据えた心理だ。
  正反対は撮影になると頑張るタイプだ。卸したての真新しい物凄いデザインの下着に着替え始めているので「それは接客の時も使うの?」とか訊くと「これは撮影用です」と答えたりする。接客でも使えばいいのに…とか思ったりするのだが、なんかよく分からないまま撮影は進んで、一体ナンなんだ?というような写真が出来上がってしまったりするのである。
  後者の女のコはある意味で風俗嬢としての商品価値を高めるために撮影を利用する。その点ではオレたちカメラマンと目的が一緒だから仕事はしやすい。だが、女性の考えるところの「男性が性的に欲求する女性のセクシーな魅力」という妙な勘違い(実質上は勘違いともいえないが)があったりする時もある。
  こういう時になぜか『N○NA』を思い出してしまう。ああいうとんがったベクトルが男性にはかえって辛くなるという場合もありえる。まだまだコスプレ物としては人気のメイドさんではあるが、これまた必要以上に少女趣味な部分を前面に押し出し過ぎると、なんとなく痛く感じられてしまうこともある。「萌え」が変なところで流行語になってしまったが、これまた定義の難しい問題でもある。ひょっとすると一見、エロさを排除しつつもどこかで滲み出るようなエロさもあることが「萌え」なのかもしれない?
  一番おっかないのは「萌え」のすぐ隣に「萎え」がいたりすることである。これはオレが風俗嬢の写真を撮るという仕事を続けている以上、最大のテーマになってゆくのではないだろうか?などとも考えているのだ。

 

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