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06.10.19 UP ! 

その一歩を踏み込ませる工夫とは? …の巻 Vo.102



 オタクという呼び方をすると、どうしてもアニメ好きやゲームマニアを指しているように感じてしまうが、コレはメディアによる刷り込みではないのかな?などと思ってしまう。基本的に日本人にはカテゴリーにこだわる民族性があるのではないか?と感じることもある。
  例えば「音楽が好きです」というと「どんなジャンルが好きですか?」という受け答えになり、「ロックが好きです」と答えると「ヘビィメタルですか?パンクですか?」などと、これまた細かい話になってくる。それがマニアックなヒトだったりすると、なんだか意味不明な単語を並べた説明を始めたりして訊ねた方がチンプンカンプンになったりする。これはもう完全にオタクな状況ともいえる。
  このところ街角から分かりやすい風俗店の看板がほとんど見られなくなってきた。それにより風俗好きというのも一緒のオタクな人種になってきたようにも感じられる。こう書くと「いろんなお店を探して家から2時間かけて行くこともある我々がオタクではない」と反論されそうだけど、オタクというのは家にいるヒトではなく自分の趣向に対して熱心なヒトでもあるのだ。現にアニメオタクのイベントに行く回数っていったらハンパじゃないもの。
  カテゴリーがハッキリするというのは、その中に入り込んでしまえば物凄く楽しいんだけど、逆にカテゴリーの外にいるヒトにとっては、ますます分かりにくい世界になってしまうという現象を呼ぶ。一つの村になってしまうワケだ。隣の村のことはよく分からなく、どことなく不気味に見えるという感覚がある。韓国ドラマにハマりまくっているOLからするとアニメオタクを気色悪く見えるという感じだろう。
  ここへ来て風俗店という存在が実にニッチなポジションになってしまったというのがオレが危惧する部分である。ホテヘルやデリバリーヘルスが中心になったためにお店ごとのシステムが分かりにくくなってしまったというのも原因の一つではあると考えているが、我々、風俗情報を提供するサイドにも課題はある。どこかで工夫をしていかないと、初めて風俗に行こうとしている読者へのサービスが不足してしまう。
  男性がスケベであることは当たり前。放っておけば性欲が増幅することも当然の事情なはずである。風俗は当然興味の対象となりうるけど、初心者にとってはどこか入りにくいと感じられてしまう、それは風俗業界が抱えてきたテーマであるはずだ。実際に性感ヘルスやイメクラが流行りまくった10年前には若い男の子たちの間で「風俗デビュー」なんていう言葉が生まれたぐらいである。あの状況こそが面白かったのである。
  そういう意味では女のコの紹介記事こそ、重要なアイテムになるのだろうが、インターネット中心になってくると、これまた難しい問題を抱えている。やっぱり働く側の女のコからすれば「バレたくない」というのは現実問題なんだよね。今は携帯電話を持っているのは当たり前、パソコンだってかなり行き渡っている。
  そこでオレが考えたのは初心者向け風俗店というカテゴリーを作ることだ。実際、取材していると、どちらかといえばニッチに特殊な性癖の持ち主をターゲットにしている風俗店と広くいろんなお客さんに対応しようと努力している風俗店は二極化しているように感じられる。風俗店も他の文化と同じようにカテゴリーが多極化している。そのせいかイメクラや性感ヘルスなどという区分けではなく、マット専門店とか痴女性感などマニアに対する棲み分けが中心になってきた。それはそれでいいのだが、いささかマニアックになり過ぎた部分も多いので、ここらで風俗未経験のヒトのためのカテゴリーを作ってみてはどうだろうと思う。


 

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